ビジネスニュース

News Topics vol223 ビジネスニュース - 1ヶ月前

 富士フイルムの現地法人フジフイルム(タイランド)は7月20日、犬や猫の免疫反応測定装置などを投入し、タイの動物医療用機器市場に参入した。「IMMUNOAU10V」は、1台で複数の院内検査を可能にする卓上タイプの免疫反応測定装置。甲状腺機能検査、副腎皮質機能検査COR、肝機能検査、猫の炎症マーカーSAA、性ホルモンPRGなどの検査が可能。10分程度で検査結果を出すことができ、迅速な診断と治療をサポートする。

タイのEV新時代 テスラが本格参戦、中国メーカーはEV現地生産へ ビジネスニュース - 1ヶ月前

タイ政府は2030年までに国内の自動車生産に占める電気自動車(EV)の割合を30%に引き上げ、ASEANのEV生産ハブになることを目指している。減税と補助金を柱とするEV奨励策を打ち出すなど外資の呼び込みにも前向きだ。こうした政府の動きに呼応し、タイのEV市場で頭角を現しているが中国ブランドである。その勢いはとどまる所を知らず、欧米や日本の自動車メーカーを大きく引き離している。昨年はEVの巨人テスラもタイに本格参入したが、果たして先行する中国勢に対抗できるのか。沸騰するタイEV市場におけるメーカー各社の動向を追った。

第77回 「タイで加速する食品企業の大型投資」 ビジネスニュース - 1ヶ月前

コロナ禍からの脱却が進むタイで、外食を含む食品関連企業の大型投資が拡大・加速している。名だたる食品メーカーなどは前年を大きく上回る投資計画を相次ぎ発表。その様相は、さながらバブル景気の渦中のようにも見える。巨額で重層的な投資が必要な自動車産業などに比べて、金額もコンパクトで済むことも理由の一つだが、何よりも大きいのはこの3年近くを耐え忍んだ一般消費の反動が大きいと関係者はみる。少なくとも向こう5年間はこの傾向が続くとして、経営計画を見直す動きさえある。完全復活まで秒読み段階となったタイの食品関連業界の「今」が今回のテーマ。

タイ・ベトナム・日本を中心とした“越境商談” FBCアセアン2023ものづくり商談会 ビジネスニュース - 1ヶ月前

ASEAN最大級の製造業特化型オンライン商談プラットフォーム

 今年も5月から10月にかけて、NCネットワークグループ主催の「FBCアセアン2023 ものづくり商談会」が開催されます。FBCアセアンは、製造企業及び関連企業の現地調達や販路拡大を目的とした業界特化型の商談会で、在タイ・在ベトナム日系企業、タイ・ベトナムローカル企業を中心に、オンライン出展+ブース出展を組み合わせたハイブリッド形式で行われています。

NCネットワーク主催 第20回エミダスだよ! 全員集合!! ビジネスニュース - 1ヶ月前

賀詞交歓会 開催レポート

 2023年1月27日(金)、NCネットワーク主催の「第20回エミダスだよ! 全員集合!! 賀詞交歓会」が大手町サンケイプラザで開催されました。当イベントは、日本全国の中小製造業関係者が一堂に会し情報交換を行う、リアルなネットワークの構築を目的とした交流会で、第20回目は盛会のうちに終了しました。

第76回 「回復基調のタイ経済に水差すか。タイの政治混乱」 ビジネスニュース - 1ヶ月前

2022年第3四半期(7~9月)の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比4.5%を記録し(タイ国家経済社会開発委員会調べ)、世界銀行の12月時予測でも23年の成長率が3%台後半と見込まれるタイ経済。新型コロナウイルスの収束を受け観光客も戻りつつあり、格付大手フィッチ・レーティングスの予測では財政赤字の対GDP比率も21年度の6.8%から23年度には3.8%にまで縮小する見通しだ。政府は26年度中に国民所得を31%増加させる目標を示し、開発計画を策定している。ところが、こうした経済の回復基調に水を差そうという動きが広がっている。今年5月までに実施される総選挙だ。与野党間の候補者の引き抜きや中傷合戦に加え、街頭デモも再開されようとしている。隣国ミャンマーでは政治の混乱から経済が危機的状況に陥ったままだ。企業経営にも影響が大きく、各社は固唾を飲んで行方を見守っている。